193の続き
玲王「なぁ…ソコばっかいじってたら、のびちゃう、ってば」
凪「どこ?のびるって、服が?」
玲王「じゃ、なくって…んぁッ」
男なのにこんなところを弄られて感じていると思われたくない玲王は、凪に自身の突起の先端を触らないよう遠回しに指摘してみたが効果はない
玲王「ぁっ、…うッ(今ここ吸われたら、やばいっ…)」
凪「レオ、乳首で感じるの上手くなったね」
玲王「…ばかっ、感じてないからッ」
凪「じゃあ本当におっぱいで気持ち良くならないか試してみよっか?」
玲王「?」
玲王の手首を頭上で一つにまとめた凪は、そのままベッドの上に玲王の身体を押し倒す
玲王「あ…」
凪「ほら、もう逃げらんないよ?怖い?」
玲王「いいからっ、早く吸えよ」
凪の言うとおりにメイド服を着て、凪のベッドの上で組み敷かれて、こんなの圧倒的に自分の不利だ
というか、良いように支配されている気がするが、こういうコトに関して不慣れな玲王はこの場で主導権を握れない
玲王「(尻に入れられるのは俺の方だとしても…いつか、もっと凪のことぎゃふんと言わせてやりてー…)」
なんだかんだ玲王はライオンの子である
どんな状況だって、相手より優位に立ちたいと思うのは当然のことだった
チュッ
玲王「んッ、」
玲王の手を頭上で拘束したまま布の隙間に手を入れていた凪が、玲王の耳に近い場所にキスを落とす
凪「集中してない…考えごと?」
俺を見ろ、と言わんばかりに痛いくらいに強く胸を揉まれ、指先で乳首を捏ねられながらもう片方の胸に凪の舌が這わされる
玲王「う、やだッ、(あぁヤバい…これ、腹の奥がズクズクする…)」
ぢゅうぢゅうと唾液の音を立てながらいやらしく吸われた突起を、次は尖らせた舌先を使って弾くようにチロチロと責められると、玲王は思わず腰が跳ねた
玲王「ぅあッ、ん…ッ、あァッ、」
凪「…レオ、腰スッゲェ揺れてる…」
玲王を組み伏せている凪の太腿に反応した玲王自身が触れ、凪は玲王が自分の愛撫で感じてくれていることに安堵した
凪「(良かった…レオが可愛いから突っ走っちゃってたけど、ちゃんと気持ち良くなってくれてるんだ…)」
玲王「はぁッ、なぁ、なぎ…」
凪「なに?」
射精の快感を知っているが故に、頭上で手をまとめられてしまい自身に触れられない玲王は、スカートの布地を押し上げて濡れる下半身のもどかしさに、太腿を擦り合わせながら凪に助けを請うように呼びかける
玲王「ぁ…ッ、さわっ、て…」
凪「どこ?下?」
声を出さないように下唇を噛んでコクコクと頷く玲王が、もう余裕がないと言うように涙目で凪を見上げてくる
凪「っ…(エロすぎんだろ…乳首だけでイかせてみたかったけど)…わかった、じゃあ、下も触るね」